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 小説の書き方にキーボードは大きな影響をあたえています。頭に浮かんだ言葉は、即文字入力されなければなりません。まごまごキーボードを打っていたのでは言葉が逃げてしまいます。悪いキーボードだと言葉が逃げる現象が頻繁におこってしまいます。

 以前、記事に書いたと思うんですが、パソコンで小説を書いていて、一番困るのは漢字変換です。これだ! という漢字に変換してくれないときがたびたびあります。だいたい文節の認識がおかしい。

 MS-IMEの場合、文節区切りの変更は[CTRL]キーとKキーorLキーでおこないます。[CTRL]キーとKキーで文節区切りを左に移動。KキーのかわりにLキーを押下すれば、右に移動します。

 [CTRL]キーを押下しながら別のキーを打つとき、あなたはどうされているでしょうか?
 小指で[CTRL]キーを押下したまま、別のキーを打っているのではないですか?

 小指で[CTRL]キーを押すと、左手のホームポジションが崩れます。続いて文字入力をするときコンマ何秒か遅延がおこり、浮かんだ言葉が逃げてしまいます。それはとてもおしい。

 そこで[CTRL]キーは指を使わずに押下したい。わたしの手のおおきさと置き方では、ちょうど小指の付け根あたりが、左[CTRL]キーにふれています。ちょっと付け根の部分に力をいれれば、[CTRL]キーが押下できます。10本の指すべてがフリーになり、小指も疲れません。

 わたしはすっかり、小指の付け根で左[CTRL]キーを押下するくせがついてしまいました。左[CTRL]キーがキーボードの左下隅にないと困るのです。

 のようなキーボードが非常にありがたいのです。
 さあ、みなさんもだまされたと思って、左[CTRL]キーを指以外で押してみなーせ。打鍵のスピードや指の疲れが軽減されるから。

 小説を書くのにキーボードはかかせません。だから今回もキーボードについて語ってしまうのだった。

 小説を書く書かないに関係なく、パソコンのキーボードは好みがわかれます。わたしにとって最良でも、あなたにとって最良というわけではありません。また、2万を超える高級キーボードよりも、500円の安物のほうが使いやすいときもある。はたまた、疲れにくいと評判のエルゴノミクスキーボードだと、オーソドックスなキーボードよりもよけいに疲れるというかたもいる。

 キーボードを選ぶさい、スペック表はあまり役にたたないということの証左でしょう。店頭展示品を実際にさわってみて、良し悪しを判断するしかありません。

 とはいえ、お目当てのキーボードが店頭に並ぶかどうかはわかりません。むしろ、並ばないことのほうが多くありませんか?

 お目当てのキーボードがないならば、注文するか通信販売で手に入れるしかない。そうなると、スペック表や写真から、ある程度しぼりこみたい。

 わたしがまずチェックするのは左[CTRL]キーの位置です。写真を見て左[CTRL]キーが左下隅にあるかどうかチェックします。左[CTRL]キーが左下隅以外の場所にあるキーボードは買いません。さいわいなことに、多くのキーボードは左[CTRL]キーが左下隅にあります。

 左[CTRL]キーはAキーの左がいいというかたが多いなか、わたしはちょっぴり異端かもしれません。でもねでもね。わたしにとっては左[CTRL]キーは左下隅がいいの。ここのほうが使いやすいの。わたしみたいなひともいるってこと忘れないで~。


 さて、続いて左[ALT]キーの位置。Zキーの下にあるのが望ましいです。あとから割り込んできたWindowsキーのせいで、ちぃっぴり右によってるくらいは許容範囲内です。

 前回紹介した東プレのキーボード「REAL FORCE 91」の写真を見てくださいな。

 ちょっとわかりづらいですが、[CTRL]キーと左[ALT]キーはわたしの望む位置にあります。チェックしてから買ったので当たり前なんですが……。

 次回は左[CTRL]キーと左[ALT]キーの位置にこだわる理由を小説の書き方にそって言及したいと思います。

 小説を書いています。
 といっても、小説の書き方はひとによってさまざまだ。原稿用紙に万年筆で書くかたもおられれば、チラシの裏にボールペンで書きなぐるかたもいる。前者はいかにもな感じで格好いいし、後者は紙資源を無駄にしないエコなひとである。小説を書いているといっても、やりかたはいろいろだ。

 だが、ことオンライン小説になると、ちょっぴり話がかわってくる。オンライン小説ということは、とうぜんインターネット上に小説をアップロードしなければならない。インターネット上に小説をアップロードするためには、パソコンに小説を入力しなければならない。パソコンに小説を入力するためには、とにもかくにも、キーボードを打たなければならない。

 オンライン小説を書くためには、キーボードが必須なのである。

 万年筆だ。ボールペンだ。いやさシャープペンシルだ。毛筆だ。
 というような選択肢がなくなるのだ。


 ──本当に?


 たしかにパソコンで小説を書く以上、キーボードというインターフェイスは必須だ。しかし、キーボードにはいくつも種類がある。選択できるのだ。

 小説を書く場合には、入力する文字数もはんぱなく多い。小説を書くと腕や手が疲れるということはないだろうか? 自分の手にあったキーボードを発見できれば、かなり疲れを軽減できるだろう。


 わたしは長年かけて、やっと自分の手にあうキーボードを発見した!

 ↑である。東プレのキーボード「REAL FORCE 91」だ。打鍵は良好。もう1年以上使い続けているが飽きもこない。オススメキーボードのひとつである。

 次回は、わたしなりのキーボード選定のしかたなどをおりまぜて、いいキーボードと巡り合うための方法をご紹介します。この手の記事にどれくらい需要があるのか、五里霧中でおおくりします^_^;

 小説の執筆環境、その他もろもろをWindowsXPからVistaへ移行している最中だ。いや、正確にいうとXPとVistaの併用になる。WindowsXPでしか動作しないアプリなどがあるため、現段階で完全にVistaへ移行することが不可能だからだ。

 小説執筆や記事作成に使用している秀丸は、早期にVistaへ対応していたのでなにも問題はない。

 頭を悩ませてくれるのはキーボードマッピングソフト(あるいはキーバインディング変更ソフトか)である。Vistaに対応しているものが見つからないのだ。

 キーボードマッピングソフト(あるいはキーバインディング変更ソフト)についてちょっぴり説明しておこう。

 たとえばWindowsキー。標準的なキーボードであれば、左CTRLと左ALTにはさまれるような位置にある。Windowsの旗印がプリントされているキーだ。このキーを無効にしたい、あるいは左ALTとして使いたい、などなど別のキーに変更したいときがある。キーボードマッピングソフトは、そんなぼくらの夢をかなえてくれるのである。

 ところが、Vistaにネイティブに対応しているキーボードマッピングソフトがない。力技を利用すれば使えるようになるケースもある。あるにはあるが、クリーンインストールして間もないOSで力技は使いづらいのだ。

 うむむ、どうしたものか。以前にもいったことがあるかもしれないが、小説の執筆とキーボードは切っても切れない関係にあるのだ。キーボードマッピングソフトは、キーボードの「ここがちょっと……」という欠点を補助をしてくれる。早晩、なんとかしたいものである。でないと、Vistaに移行できない。

オンライン小説とOptimus Maximus」でふれたキーボード、Optimus Maximusの予約がついに開始された。

 Optimus Maximusの価格は4万3,990ロシア・ルーブル。ロシア・ルーブルなんてはじめてきく。日本円に換算すると20万弱くらいになろうか。

 20万! 計算間違えてないよね? ロシア・ルーブルにくわしいかたからのつっこみを待つ。どうかわたしの計算間違いであってくれ。

 予約開始ととも、Optimus Maximusのくわしいスペックも判明した。列挙しよう。

 Optimus Maximusの本体サイズは幅537ミリ・奥行き173ミリ、高さ38ミリ。標準のキーのサイズは20.2x20.2ミリ角となる。

 ELディスプレイのスペックは、解像度48x48ピクセル、65536色(いわゆる16bit)表示、視野角は160度、フレームレートは最低10フレーム/秒である。

 ちなみに、ELディスプレイはキートップについているわけではない。キーボード本体についているのだ。キートップは透明のキャップ、というかカバー部分となる。押下するのもこのカバー部分になるわけだ。透明だから、キーボード本体に固定されたELディスプレイがすけて見えているという仕組み。

 なお、Optimus Maximus本体には、2ポートのUSBハブとSDカードスロットがついている。おもしろいのは防犯用のワイヤー、ケンジントンロックもつけられるようになって点だ。高級品の証というところか。

 正式な発売日は12月1日を予定しているらしい(きっとまだまだ紆余曲折があるに違いない)。しかし、半年以上も先だとのんびりかまえてもいられない。初期出荷数を聞いて驚け、その数なんと200台! 2万とか2,000じゃない。たったの200だ。いくら高価とはいえ、世界が見張っているのだ。200ではいくらなんでも少なすぎる。初期出荷分というプレミアを狙っているあなた、急げ!

 オンライン小説とキーボードは切っても切れない関係にある。この記事でいうキーボードとは、もちろん楽器のそれではなく、パソコンの入力機器としてのキーボードのことだ。

 オンライン小説とキーボードが、なぜ切っても切れない関係なのか? と疑問に思うかたはいないだろう。小説ならあるいは紙に書いているというかたもいるが、オンライン小説となると、必ずパソコンで入力しなければならないためだ。いったん原稿用紙に書くというかたもいる。そういうかたも、インターネットに小説をアップロードするためにはキーボードで入力するしかない。

 さて、オンライン小説と切っても切れないあいだがらにあるキーボード。そのホットな話題をお届けしよう。2005年の第1報からこっち、さんざん紆余曲折してわれわれにニュースを提供してくれた例のキーボードについてだ。そう、ご存知。OLEDキーボード、Optimus Maximusである。

 Optimus Maximusについて軽くふれておこう。すべてのキートップ部分が有機ELディスプレイになっており、好きな文字やアイコンの表示が可能なキーボードなのだ。キーは114個。そのうち10個は、アプリケーションの起動などに使用する特殊キーとなる(注・ただし、前述の諸機能は当初発表されたものである。その後コストなどの問題で紆余曲折があり、製品版ではどういったスペックに落ちついたのか、値段もふくめてよく把握できていない

 発売がのびのびになっていたOptimus Maximusだが、ついに予約がはじまる。予約開始日はロシア・モスクワ時間で2007年5月20日午後3時から。日本時間にすると同日午後8時となる。

 オンライン小説を書いているかたで、待ちに待ったと快哉を叫ぶかたが何人いるかはわからない。ただ、オンライン小説と切っても切れないあいだがらにあるキーボードである。興味をもたれたかたもおられよう。だが、実際に予約をする場合は、値段をしっかりと確認していただきたい。何ヶ月か前の発表では日本円で15万円を越えていたのだから。