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小説の執筆環境、その他もろもろをWindowsXPからVistaへ移行している最中だ。いや、正確にいうとXPとVistaの併用になる。WindowsXPでしか動作しないアプリなどがあるため、現段階で完全にVistaへ移行することが不可能だからだ。
小説執筆や記事作成に使用している秀丸は、早期にVistaへ対応していたのでなにも問題はない。
頭を悩ませてくれるのはキーボードマッピングソフト(あるいはキーバインディング変更ソフトか)である。Vistaに対応しているものが見つからないのだ。
キーボードマッピングソフト(あるいはキーバインディング変更ソフト)についてちょっぴり説明しておこう。
たとえばWindowsキー。標準的なキーボードであれば、左CTRLと左ALTにはさまれるような位置にある。Windowsの旗印がプリントされているキーだ。このキーを無効にしたい、あるいは左ALTとして使いたい、などなど別のキーに変更したいときがある。キーボードマッピングソフトは、そんなぼくらの夢をかなえてくれるのである。
ところが、Vistaにネイティブに対応しているキーボードマッピングソフトがない。力技を利用すれば使えるようになるケースもある。あるにはあるが、クリーンインストールして間もないOSで力技は使いづらいのだ。
うむむ、どうしたものか。以前にもいったことがあるかもしれないが、小説の執筆とキーボードは切っても切れない関係にあるのだ。キーボードマッピングソフトは、キーボードの「ここがちょっと……」という欠点を補助をしてくれる。早晩、なんとかしたいものである。でないと、Vistaに移行できない。
なれていないと単純な作業でもドキドキしてしまう。おそらく、正解への道筋がはっきりと把握できないためだろう。ひどいときには正解そのものがわからなかったりする。いまやっている作業は正解か否かがわからないため、緊張状態になってしまうにちがいない。
さて、ひさしぶりに新しいパソコンを自作した。今回購入したCPUは「Core 2 Duoファミリーの新モデル」エントリでふれたIntelのCPU「Core 2 Duo E6320」である。このCPUが緊張の元だ。
わたしは長らくPentium 4を使用していた。Pentium 4よりあとにリリースされたCPUには、今回購入したE6320までふれたことがない(使っていないという意味ではなく、文字通りさわっていないということだ)。パソコンを自作されるかたは、わたしがなにをいわんとしているか察しがついただろう。ご想像の通りである。
IntelのCPUについて説明が必要だろう。Pentium 4にはマザーボードと信号のやりとりをするピンがついていた。正方形のダイにびっしりとピンが並んでいるのだ。マザーボード側にはびっしりと穴のあいたソケットがついている。この穴にCPUのピンが挿入されるのだ。しかし、Pentium Dからはこれが逆になる(正確にいうと単純に逆になったわけではないが、その説明については割愛する)。自然、CPUの取りつけかたもかわってくるのだ。はじめてなので手順がわからず、安い買い物ではないので、マニュアルの画像を見ながら取りつけた。単純な作業だが、これでいいのか、これでいいのか、と終始じぶんへの確認もおこたらない。
失敗を期待したかたもおられようが、CPUの取りつけは成功した。従来とくらべて、どちらがカンタンだということもなかった。次回からは緊張することもないだろう。
問題となるのはリテールクーラー(CPUメーカーの用意したCPUクーラーだと思いねえ)のほうだ。取りつけかたじたいは非常に単純になった。道具もいらない。リテールクーラーの四隅にプラスチック製の杭(正式名称は失念した。杭というのはわたしのイメージだ)があり、指で押しこむだけだ。この押しこみがむずかしかった。杭が固定されたときの手ごたえが弱く「はいった」という感触に乏しいのだ。1回目は力いっぱいに押しこんでしまい、マザーボードからいやな音がした。2回目には無意識に力の加減をしてしまい、なかなか食いこんでくれない。セットできても「はいった」感触が乏しいので、PCの電源をいれるまでは安定動作してくれるのか不安だった。
リテールクーラーの取りつけで緊張したのは、まさに正解かどうかわからなかったためだ。「いいのか、これで」と常に不安がつきまとっていた。PCの電源をいれる直前にリテールクーラーがとれたりしないか心配だったのだ。CPUはLGAでもPGAでもいいが、CPUクーラーは従来のほうが取りつけやすくはなかろうか。これもなれの問題だろうか。
Intelから新しいCPUが登場しましたね。Core 2 Duoファミリーの下位モデル「E6420」と「E6320」および「E4400」です。
実はわたくし、E6300を購入しようと思ってました。E6600とどちらにしようかと悩んだのですが、しかしCore 2 Duoでもっとも格安なお値段というのに魅力を感じたのです。L2キャッシュは2MBなのですが、そこはそれ、オーバークロックのお楽しみもあります。
もうE6300にしようと固く決めていたのですが、Intelさんが市場に新たなCPUを繰り出してくれました。上記の3モデルです。E6420とE6320は、L2キャッシュが従来の2MBから4MBになっているのに、E6400やE6300とくらべてお値段はほとんどかわっていません。
お、お、お、お、おっかいどく~。
わたしゃ今度こそ決めましたよ、奥さん。E6320を買うことにしましたよ。もし万が一品薄とかで入手が無理っぽそうなら、E6420に鞍替えしちゃいます。E6420も物がでまわらないようであれば──涙で枕を濡らします。
NvidiaからGeForce8600GTも発売されましたし、ドライバもVistaに対応してきています。本格的な夏を迎えるころには、わが愛機もそうとうパワーアップしていることでしょう。
じつはいまだにブラウン管式のモニタを使用しています。ソニー製で、前面右肩にMultiscanG500と記されています。型番は──見るのが面倒^^;
壊れたら液晶タイプに買い換えるつもりなのですが、丈夫にできていてなかなか壊れません。メーカーはソニーなのですが、巷でいうタイマーは内蔵されていないようです。
もう何年くらい使っているのだろうか。少なくとも購入してから7年はたっているはず。表示に関してはなんの不満もないのですが、たったひとつ気になる点がございます。
とくかく重い。
21インチの平面ディスプレイといって重さの想像がつくかたは少ないでしょう。パソコン用に作られた木製ラックを使っているのですが、モニタがのっている天板がゆがんでいます。
なにかのひょうしに天板がわれて、モニタが足に落ちてくるんじゃないかと想像すると、ちょっと恐いです。
モニタが落ちてきてわたしの足をつぶす前に、液晶ディスプレイに買い換えたいのですが、さて、いつになることやら。
NVIDIAからGeForce8ファミリーのミドルレンジ向けGPUが発表されましたね。
現在のミドルレンジ最上位となる「GeForce8600GTS」と、ミドルレンジオブミドルレンジ「GeForce8600GT」、ミドルレンジの下位モデル「GeForce 8500 GT」です。
わたしはGeForce6ファミリーのGeForce6600GTを使用しています。2世代前のモデルを使っているわけは、マザーボードが古く、GPUを利用できるスロットがAGPのため。WindowsVistaが発売されたので、メインマシンを一新する予定だったのです。GeForce8のミドルレンジがでるまで待っていました。ようやっと新しいPCが組めます\(^o^)/
ドライバの作りこみがたりなかったり、しょせんミドルレンジの性能といわれそうですが、GeForce6600GTとくらべれば、格段にパワーアップされております。オンラインゲームのMMORPGをプレイするくらいであれば、十分なスペックでしょう。
GeForce8ファミリーのミドルレンジは2007年4月17日に発表され、18日に発売されたらしいので、極端に品薄だったりしないかぎり、すでに店頭にならんでいるはず。仕事があるので、今週はちょっと手がだせませんが、来週中には新しいメインマシンを組みたいですね。
ちなみには、わたしが使用しているモニタは液晶ではなく、ブラウン管式(正確にはトリニトロン管)なんですよね。液晶では関係ないのですけど、ブラウン管だとリフレッシュレート60Hzだとちらつきます。せめて75Hzにしたい。現在のForceWareではリフレッシュレートの変更ができませんが、レジストリをいじれば可能となります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NVIDIA Corporation\Global\NVTweak
に、
"NvCplDisableRefreshRatePage"=dword:00000000
を追加すればリフレッシュレートを変更できるようになります。
GeForce8600GTを入手し、新しいパソコンを組んだあと、忘れずに変更しなければ。
IntelからLinuxベースの新しいモバイルプラットフォームMIDが登場するらしいです。
ウルトラモバイルPC「オリガミ」と同種のコンセプトかしらん。ビジネスむけとして発売されているオリガミと違いコンシューマーをより意識しており、主な用途として動画、音楽、ゲーム、テレビがあげられています。もちろん、Webブラウジングやメールの閲覧にも使用できます。
お値段もコンシューマーレベルになるのだとか。オリガミのときは手がだせませんでしたが、今回は魅力的なお値段になるかもしれません。
日本の一般的なユーザーから見て、いわゆるUMPCは、ノートPCと携帯電話(あるいはPHS)のあいだに位置づけられるのではないでしょうか。携帯電話でも、Webのブラウジングやメールのやり取り、ゲームに動画とひと通りは楽しめるようになりましたが、へビィに使いたいユーザーには物足りないかもしれません。
なにより、Intelの新しいモバイルプラットフォームMIDには、小さいながらもQWERTYキーボードがついています。これ魅力。いよいよとなれば、USBで外付けキーボードも接続できるのではないかと期待しています。
ソニーのPC、VAIOの新しいモデルが発表されました。なかでも、HDDを搭載せず32GBのフラッシュメモリを搭載というユニークなノートPCにひかれます。
モデル名はVAIOtypeGとなります。従来から販売されている法人向けノートPCで、BTOでの購入となります。HDDではなく32GBフラッシュメモリを選択すれば、あまり見かけたことのない大変ユニークなPCのできあがりです。
いままでのVAIOであれば、おもしろいな、使ってみたいな、と思うモデルは多かったのですが、買いたいとは思いませんでした。VAIOブランドで発売されるPCで、わたしが使ってみたいと感じるモデルは、えらく高価なのです。PCは趣味で使っているのに、50万なんてだせません。
フラッシュメモリ搭載のVAIOノートは、たしかに安くはありませんが、手の届かない値段というわけでもない。現実的なお値段です。
と、思っていたのですが問題発生。40GBのHDDから32GBフラッシュメモリに変更すると、約6万5000円も高くなるのです。
フラッシュメモリに変更するメリットは、バッテリーのもちがよくなるのと静音性だと思います。容量が減るのに目をつぶるとしても、バッテリーのもちと静音のためだけに6万5000円は、ちょっと手がだせません。安手の液晶ディスプレイが買えてしまう値段じゃないのよ、ねえ奥さん^^;
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