マジックミラーを見破る方法
眠くて眠くてしょうがない。季節の変わり目はいつもこうだ。せっかくの休日のほとんどを寝てすごしてしまった。睡魔に負けて「Halo 3」をプレイしていないとはなんたる屈辱か。
なかば寝ぼけながらブログの海をさまよっているとおもしろいエントリを見つけた。マジックミラーの見分け方だ。肝心の方法をさっそく引用しよう。
まず鏡がどのように設置されているか確認する。通常の鏡は壁に掛けてあるが、マジックミラーは壁の中に埋め込まれている。もし鏡の後ろに壁があるのならば、その鏡はおそらく通常の鏡だ。
明かりを消して懐中電灯やキーライトの光を鏡に近づける。もしそれがマジックミラーならば、反対側の部屋が照らされるだろう。
目を鏡に近づけ、手を双眼鏡のようにして目の周りを覆い、光を遮る暗いトンネルを作る。こうすることで、反対側の部屋はあなたの部屋よりも明るくなり、鏡の向こう側にあるものを見ることができる。
鏡の表面をノックしてみる。通常の鏡は壁の前に設置されているため、鈍い音を立てる。一方マジックミラーは、反対側にオープンスペースが存在するため、開放感のある、空洞のような残響音がする。
残念ながら「こっそり」とは調べられそうにない。鏡の表面をノックしたり、照明を落としたりが、かろうじで使えるか。応用方法を考えなければなるまい。できればユニークな。
マジックミラーの見分け方ではfingernailテストについても言及されている。これも引用。
爪などを鏡に押しつけて調べる方法だ。もし爪とその反射像の間に隙間が無ければ、その鏡はガラスの手前に反射膜をもつ表面鏡(first surface mirror)だということが分かる。表面鏡は極めて高価で通常の環境では利用されない。全てのマジックミラーは表面鏡だが、すべての表面鏡がマジックミラーというわけではない。
鏡に指をふれたとき、こちらの指と向こうの指がくっついていないことには普段の生活でも気づく。なにやら隙間があるのだ。だが、この方法も鏡に顔を近づけなければならない。おまけに表面鏡だとわかっても、それがマジックミラーだという証明にはならないようだ。
心の琴線にふれてくるのは「全てのマジックミラーは表面鏡」という点。マジックミラーの仕組み上そうなってしまうのだろう。だが、「全てのマジックミラーが表面鏡とはかぎらない」と仮定すると、ナニかがうまれてきそうである。
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すごい!