ショパンが積極的に参加してくるが……

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 最後の最後、ショパンは最終章で「トラスティベル」物語に参加してきます。その後、ポルカの身投げシーンへと続き──。

 ショパンが物語に参加する動機はともかくとして、最終章の急展開はかなり好みです。

 ただね、奥さんね。最終章の急展開は好きなんですがね。やっぱりね、いままで身を引いていたショパンが急に前にでてくると、びっくりするというか、虚をつかれるというか、置いていかれますね。

 ショパンが物語に参加する動機が、もっとわかりやすければ……。各章に1回くらい、ショパンがらみのイベントがあれば……。最終章はもっとよくなったんじゃないかとわたしは思うんですが、奥さんはどう考えますかね?

「各章に1回くらい、ショパンがらみのイベントがあれば」といいましたが、じつはあるんです。ただし「トラスティベル」のショパンではなく、本物のショパンの。

 各章で1回、スタニスラフ・ブーニンのピアノ演奏をバックに、本物のショパンの半生を解説してくれます。

 でも、本物のショパンとゲーム登場人物のショパンは別人のようなものですから、関係ないともいってしまえます。

 ショパンの見ている夢というのは、ほかのゲームにはないユニークな視点です。マーケティングもそこを推しています。

 でも、ショパンの見ている夢、という設定を御しきれていなかったのかも、という気がします。

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このページは、浅川こうすけが2007年7月 5日 23:13に書いたブログ記事です。

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