オリジナル小説を最後まで書く練習法2

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オリジナル小説を最後まで書く練習法1」の続きである。

 前回のオリジナル小説を最後まで書く練習法1では、昔話をそのまま、なんのアレンジも加えることなく、クオリティもいっさい気にせず書く練習法だった。とにかく完成させることだけを優先させる練習法だ。

 今回の「オリジナル小説を最後まで書く練習法2」では、もうちょっとだけ負荷を高めたい。練習の素材となる昔話の結末部分を変更してみるのだ。ここから、ちょっぴりだけオリジナルの要素がはいってくる。前回は桃太郎を例としたが、今回は浦島太郎をひっぱりだしたい。なるべく場数をふみたいので、オリジナル小説を最後まで書く練習をするときは、毎回違う素材を使用する。

 浦島太郎のあらすじをおおざっぱにわければ次のようになる。

1・亀を助ける。
2・亀に竜宮城へ連れていかれる。
3・乙姫たちと宴会。
4・地上へ戻ってじいさんになる。

 わけかたにはいろいろあるが、例としては上記のわけかたをとる。

 オリジナル小説を最後まで書く練習法2では、4の部分を自分で考えて、そのうえで冒頭から書きなおすという練習法だ。起承転結の結だけ自分で考えるというわけだ。

 今回の小説を最後まで書くための練習法も、クオリティはいっさい気にしなくていい。アレンジを加えるのも結だけでいい。結を自分で考えるとはいえ、原作のようにおおきな落差をひねりだす必要もない。「普通に帰ってきて村人たちに自慢した」だけでもいいのだ。結を自分で考えること以外は、徹底的にハードルをさげてほしい。練習なのにハードルをさげるのには抵抗があるかもしれないが、なにごとも順番に、である。

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コメント(2)

梵樹 :

 お疲れさまです。ほぼ毎日更新されているのですね。
 最後まで書く練習ですか。私はプロット段階で放棄したアイデアはたくさんありますが、本文執筆開始してから途中でやめるってことはほとんどありません。なので最後まで書けないっていう苦しみは良くわからんのですが、きっとそこで悩んでいる人達にとっては有益なアドバイスになるのでしょう。
 がんばってこういうエントリ、続けてくださいね!

 毎日更新をめざしてがんばってますが、もう息切れしています。みなさんのお声をカンフル剤にしたいので、時間ができたらまたコメントをお願いします

 執筆を開始しさえすれば途中でやめないというのは、なかなかできないです。むずかしい。途中で書けなくなる理由はひとによってさまざまで、できるだけフォローできればと考えています。現時点で有益かどうかはうたがわしいので、一連のエントリーを書き終わったら書き直す予定。穴があればいまのうちに突っこんでいただければありがたいです。

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このブログ記事について

このページは、浅川こうすけが2007年5月30日 08:57に書いたブログ記事です。

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