「トラスティベル」の日向と日影

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「トラスティベル」の戦闘画面は、3Dでの描画です。でも、カメラ位置は固定です。左トリガーにより、ノーマル、俯瞰、アップと3段階に切り替えられますが、ぐるぐると回転させたりはできません。戦闘画面に参加するのは、パーティーメンバーが3キャラ、敵も3キャラで、最大6キャラとなります。戦闘突入直後は、敵味方が左右にわかれ、一定の距離をたもっています。

 下のYouTubeの画像も参照してください。体験版の動画ですので、ネタバレが嫌いなかたも安心してご覧ください。


「トラスティベル」のキャラクターは必殺技を使えます。ほかのゲームで、スキルや特技と呼称されているものと同じです。必殺技という呼称がピンとこなければ、頭のなかでスキルとルビってください。

「トラスティベル」の戦闘でユニークな点は、日向と日影で必殺技が変化することです。たとえばヒロインのポルカ。日向で必殺技ボタン(Yボタン)を押すと、回復技の「オレンジキュア」を使います。でも、日影で使うと攻撃技の「ネザースレイター」に変化。

「すわ! HPが残り少ない。回復だ」

 と、「オレンジキュア」を期待して必殺技ボタンを押すと、「ネザースレイター」が発動するということもあります。

 日向か日影かなんてひと目でわかるし、どちらの必殺技が使えるかも表示されていますので、よっぽど間が抜けてない限り間違えたりはしない──というわけでもありません。

 キャラクターには行動時間が決められています。行動時間がすぎると、なにも行動していなくても、次のキャラクターに順番がまわってしまいます。逆にいえば、行動時間を有効に使えば使うほど、戦闘が有利になります。

 こうなると人間心理、コンマ何秒かでも無駄にしたくない。画面表示を確認せずに、ボタンを押しちゃうときがある。ついさっきまで日向だったからと、「オレンジキュア」を期待してボタンを押す。なぜか「ネザースレイター」。

「ああ! 敵の影がかぶってる」

 そうなんです。パーティーメンバーや敵の影も日影になるんです。大型の敵は影もおおきくなりますので、とくに影響されやすい。ゆれるランタンや、さまよう火の玉なんかもくせもの。さっきまで日向だったのに日影に、日影だったのに日向にと変化します。

 日向の必殺技を使いたいのに影にはいってしまったら、キャラクターを移動させなくちゃならなくなります。もちろん、行動時間は減ります。あわわ。

 長くなったので次に続くのだった。

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このページは、浅川こうすけが2007年7月11日 17:58に書いたブログ記事です。

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