「トラスティベル」で超気持ちいい!
「トラスティベル」のレビューはまだ続くのである。あくまでレビューだけである。「トラスティベル」の二次小説は置いていない。あしからず。
「トラスティベル」のパーティクラスでハーモニーチェインについて、ちょっぴりだけふれた。戦闘の爽快感に関するので、今回はもうちょっと突っ込んで話したい。
のだが、その前にまず、エコーについてふれておこう。
パーティクラスがレベル2になると、戦闘時にエコーが貯まるようになる。エコーは攻撃の連続ヒット数におうじて貯まっていく。エコーが貯まった状態で必殺技を使用すれば、攻撃であっても回復であっても効果が強化されている。同じ必殺技を使うにしても、エコーを貯めてからのほうが効率がいい、というわけだ。
このエコー。ひとりひとりが個別に貯めるのではなく、パーティメンバー全員で協力して貯めていく。ひとりで貯められるのは、せいぜい8ヒットや12ヒット程度である。だが、全員で協力してマックス32ヒットまで貯めれば、必殺技の威力もマックスとなる。なんといっても気持ちいい。
ちなみにエコー24ヒットまで貯めて必殺技を使うと、キャラクターのカットバックがはいるようになる。見得を切りながら、きめ台詞をいうのだ。必殺技によってセリフはかわるのだが、残念ながら見得は共通のようである。
──前置きが長くなったが、いよいよハーモニーチェインに関してだ。「トラスティベル」では、日向と日影で必殺技がかわる(詳しくは「トラスティベル」の日向と日影を読んでほしい)。
各キャラクターはレベルがあがるごとに、複数の必殺技を覚えていく。プレイヤーの任意により、光にひとつ、闇にひとつ、セット可能だ。戦闘にはいる前であれば、必殺技は変更可能。さらにパーティクラスがレベル3になれば、光闇ともに2種類ずつセットできるようになる。
ハーモニーチェインとは、この2種類の必殺技を連続して使用することができるシステムである。
どういうことか?
弓を使うビオラで解説しよう。
全体回復ができる「ヒールアロー」と射程距離が無限の「ホーリーストライク」をセットしていたとする。普通に「ヒールアロー」を使うとモーションが長いために、「ヒールアロー」だけで行動時間が終わってしまう。
だが、ハーモニーチェインであれば、「ヒールアロー」の直後に「ホーリーストライク」を発動させることが可能となる。全体回復して、なおかつ必殺の攻撃も行えるのである。古い言葉でいうと、うはうは、である。
さらにパーティクラスがあがれば、ほかのキャラクターへとハーモニーチェインをつなげることもできる。死語でいえば、フィーバー、である。
もちろん、これだけ強力なシステムなので、いつでも使えるわけではない。エコーが24ヒット以上貯まっていないと発動しないのだ。前述したようにひとりでエコーを24ヒットも貯めるのはむずかしい。3人で協力しなければならない。中途半端なところで必殺技を使ってしまってエコーを貯めなおし、ということもある。
だが、決まれば俺ターン発動で、敵になにもさせることなく、戦闘を終了させることも可能だ。古式ゆかしい言葉でいえば、超気持ちいい! となる。
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