「トラスティベル」のパーティクラス

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「トラスティベル」のレビューなのである。
 今日は戦闘画面の続きなのだが──ちょっとだけ前置きを。

「トラスティベル」のレビューでは文体がゆれにゆれている。一度に書いた文章を適度な長さで切り分けているのではなく、そのつどそのつど書いているので文体が定まらないのだ。そこはそれ、ライブ感ということで、ひとつおさめてはくれみゃ~か。

 さて本題。
「トラスティベル」の日向と日影」では、タイトルどおり戦闘画面の日向と日影について書いた。今回はパーティクラスについて書こう。

「トラスティベル」にはパーティクラスという、パーティ全体のレベルが設定されている。パーティクラスはレベル1からはじまり、特定の条件をクリアしていくたびにレベルアップしていく。最高はレベル6だ。

 レベルアップというと「経験値をためるとあがる」というイメージがある。だが、「トラスティベル」のパーティクラスは、シナリオの進行にともなってレベルアップするのだ。具体的にいえば、特定のボスを倒したときなどである。

 パーティクラスがレベルアップするとどうなのか?

 移動速度が速くなったり、攻撃を受けたときに反撃できるようになる。一番おおきいのは、ハーモニーチェインを使用できるようになることだ(ハーモニーチェインについては、また別の記事で書くつもり)。パーティクラスがレベルアップするごとに、できることは増えていく。

 しかし、デメリットもある。レベル1のときは、キャラクターを動かすまで行動時間が減らない。考える時間が与えられているわけだ。しかし、パーティクラスがレベルアップするごとに考える時間は減っていき、ついには0になる。

 また、行動時間も減る。移動速度もあがっているので、この点はメリットとデメリットが相殺されることとなる。ただし、移動していればの話。プレイヤーがもたもたと迷っているようだと、デメリットのほうが勝ってしまうことになる。

 パーティクラスとはうまい考え方、というか言葉の置き換えかたである。プレイヤーがゲームになれるまでは、できることを減らしているのだ。慣れたころをみはからって、徐々にシステムを開示していく。それを「パーティクラスのレベルアップ」と端的にいうのは、うまいやりかたである。

 で、長くなったので次へ続く。

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このページは、浅川こうすけが2007年7月13日 14:21に書いたブログ記事です。

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