鯉のぼらず
ゴールデンウィークの中核をなすのはこどもの日である。もうすぐ5月5日だ。鯉のぼりがはため──いていない。わたしが子供のころも鯉のぼりがのぼっている家は数えるほどだったが、いまはさらに少ないのではなかろうか。仕事であちこちいくのだが、今年はまだ2本(たぶん、単位はまちがっている^^;)しか確認していない。
鯉のぼりが少ないということは、子供が少なくなったからという理由もあるだろう。だが、鯉のぼりを立てるのが面倒だからというのが、おおきな理由じゃなかろうか。じつは鯉のぼりの実物にふれたことがないのでよくわからない。想像になるが、あんなにおおきくてかさばりそうなのだから、ポールにつけるだけでも手間だろう。片づけるのも大変だ。考えただけで、鯉のぼりを放棄したくなる。
あと10年もすれば、鯉のぼりは幻想物になるのではなかろうか。子供の日にのぼるといわれる鯉。しかし、肝心の子供はだれも鯉のぼりを知らない、みたいな。
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