頭のいい人ほど、オンライン小説執筆で漢字のバランスに注意します その1
オンライン小説を執筆する場合、頭のいい人は漢字とひらがなのバランスを考えます。
オンライン小説は漢字ばかりとかひらがなばかりでは、とても読みにくくなるのです。パソコンを使用して小説を書くと、キーを押下するだけで漢字変換ソフトウェアが漢字にしてくれますので、漢字が多くなりがちです。
オンライン小説を漢字とかなのバランスに注目して読んでみると、よくわかっていただけると思います。実際に本屋に並んでいる小説を読むと(つまり、プロ作家の小説を読むと)、漢字とかなが絶妙のバランスで配置されていると気づかされるでしょう。
手書きの小説原稿では、おいそれと漢字をかなには置き換えられません。
ですがね、奥さん。
パソコンでの小説執筆なら、時間と手間の節約ができるんですね。
たとえば、オンライン小説中に「地団駄」があったとします。地団駄を踏むの地団駄。これをね、ひらがなに置き換える場合を考えてみますね。
例)地団駄をひらがなにする
まずは、オンライン小説を執筆するときにいつもお使いになるアプリケーションで、置換ウィンドウを開きます。
オンライン小説原稿のなかで地団駄を探すので、検索欄に「地団駄」と入力します。
見つけた「地団駄」をひらがなにしますので、置換欄には「じだんだ」とひらがなで入力します。
全置換をクリックすれば、「地団駄」が「じだんだ」というふうに、ひらがなに置き換わっています。
ただね、奥さんね。
上記はわかりやすい例をだしましたけど、オンライン小説では、もうちょっと複雑なケースもあるんです。
オンライン小説を書いているかたであれば、憧れの作家さんがいたりしますよね。そのかたの著作を拝読していて気づくわけです。
「あら? このセンセ、中をひらがなにしてらっしゃるわ」
憧れの作家先生です。あの人が中をひらがなにしてらっしゃるのならわたしも、となるわけです。
ところが小説原稿のなかには「中」だらけ。「船の中」とか「そんな中」とか、使いまくりです。手作業で小説中の単語を置き換えるのは手間です。
では、ということで、先ほどの例と同じよう方法で、「中」を「なか」に置き換えてしまっては痛い目を見るかもしれません。「開発中」という単語が小説原稿のなかにあった場合、「中」を「なか」に置き換えてしまうと、「開発なか」となってしまいます。では、どうすればいいのか?
──続きはその2で。
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